受託開発CAN通信不具合の解析
対応工程現行品解析、比較解析、回路解析、CAN通信解析、改善方針の検討

お客様のご要望
車載系の電子機器を開発・販売されているお客様から、
一部の車両において「特定の機能は動作するものの、その他の操作に影響が出る」
という不具合についてご相談。
不具合が発生していない他社製品との違いを調査し、原因を明らかにしたいとのご要望。
スター電子の提案
今回のご相談内容から、車載機器やCAN通信に関する知識に加え、ハードウェアとソフトウェアの両面から解析する必要があると判断した。
そこで、車載機器やCAN通信の開発実績を持つ協力会社と連携し、不具合が発生している製品と正常に動作する製品との比較解析を実施した。
主に、
● ハーネスの結線
● 基板上の電子回路
● CANバス上の通信データ
の違いを調査し、不具合の原因を切り分け。
解析の結果、単純な配線やソフトウェアだけの問題ではなく、
電子回路の部品選定と通信処理の組み合わせにより、CAN通信のデータ処理が間に合わなくなるタイミングがあることが分かった。 そのため、部分的な修正では根本的な解決が難しく、回路・ソフトウェアを含めたシステム全体の再設計が必要との結論に至った。
開発のポイント
現象だけを見るのではなく、正常に動作している製品との比較から原因を絞り込んだのが今回のポイント。
外観や基本的な動作が似ている製品であっても、基板上の回路構成や使用部品、ソフトウェアによる通信処理の違いによって、高負荷時の動作に差が生じる場合がある。
このような不具合の解析では、回路だけソフトウェアだけを見るのではなく、CAN通信を含めたシステム全体を捉えることが重要。
当社だけでは対応が難しい技術分野についても、それぞれの分野に実績を持つ協力会社と連携することで、原因解析から改善方針の検討まで対応できた。
この記事を企画・執筆した人

スター電子株式会社
この記事は、スター電子株式会社が企画・執筆しています。当社の受託開発・受託製造・自社製品などの実績やお知らせ・関連コラムをご紹介しています。











